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NOCTURNE-RCA
¥88,000
NOCTURNE-RCA(ノクターンアールシーエー)は、現代ハイエンドオーディオに必要なワイドレンジ・高解像度をクリアーするのは勿論のこと、音楽のもつ情熱やリアリティをリスナーに届けるべく、オーディオみじんこの威信をかけて設計製作したトップエンドモデルです。繊細でニュートラル、かつ有機的な響きを重視。人の声がとても心地よく聴こえる唯一無二のインターコネクトケーブルです。 コア材に音質的に優位なゴム系コアチューブを配置し、このコア材の周りに0.3スケアのディップホーミングOFCのFEP被覆線を8本編み。この配線材もノクターン用に新規開発。最外装はPETチューブを被覆。ノンシールド構造ながら編組による自己ノイズキャンセル効果を図り、かつ同構造によってインダクタンス低減とキャパシタンス低減を両立。聴感上のダイナミックレンジも広大で、抑圧感のない、NOCTURNEならではの伸びやかな立体的な空間表現が実感できます。なお、このノクターン用8編組ケーブルは、ヘッドホンケーブルのノクターンシリーズと同一で、ヘッドホンケーブル兼インターコネクトケーブルとして、当初より開発設計していたものです。 プラグはノクターン専用に新規設計した金メッキRCAプラグを採用。RCAジャックへの密着度が高く、かつスムーズに着脱できるよう高精度に切削加工したプラグです。ハウジングは真鍮削り出しで、オーディオみじんこ工房内で一つ一つ手作業でいぶし加工(古美加工)を施したアンティーク仕上げ。ひとつとして同じ模様はなく、ハウジングそれぞれに表情があるので、その味わいをお楽しみください。 ケーブルにはウォルナット無垢材を木工職人が一つひとつ丁寧に加工したウッドスタビライザーが装着されています。このウッドブロックはケーブルの心地よい響きのチューニングに一役買っています。スタビライザーに刻印されている「AUDIO MIJINKO」の焼き印は、オーディオみじんこ店主が一つ一つ心を込めて押し、チークオイルで仕上げたものです。なお、このウッドスタビライザーはケーブルのどこにでも自由にスライドさせることができます。ケーブル上流側の30センチあたりのところに配置することが音質上良いですが、探求心のある方は位置をいろいろスライドさせてみてください。 NOCTURNEの音質のチューニングのため、はんだにもこだわりがあります。ホットとグランドにマルチコアのビンテージはんだを用いています。このはんだのチョイスにより、NOCTURNEならではの「人の声が気持ちよく聴こえる」音色が完成します。 NOCTURNEはオーディオみじんこ工房内で一本一本手作りで製作しています。 標準長さ1.0mペア。 長さ変更は10センチ毎にプラスマイナス2,400円で承ります。納期約20日。 QBT処理済。 発売年月日:2024年2月24日 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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SONICBOOM II RCA
¥49,500
SONICBOOM II RCA(ソニックブームツーアールシーエー)は、極太銀メッキ銅導体とオリジナルRCAプラグを組み合わせ、エネルギー感あふれる低域を核に、中高域のディティールの鮮明さを特徴とするインターコネクト―ケーブルとして誕生しました。 2020年に登場した初代SONICBOOMは、その明晰なスピード感あふれる音色にリピーターが続出。しかしながら、使用していたパーツの枯渇により2年程で製作完了となりました。その後も復活を待ち望む声が多く聞かれたため、後継機の開発に着手。初代の製作完了からさらに2年越しで後継モデルSONICBOOM II の発表にこぎつけました。 音色は初代SONICBOOMを継承しつつ、SONICBOOM IIではより低域の量感を増やし、ピラミッドバランスの安定した聴きごたえを加味してグレードアップを図りました。さらに、初代SONICBOOMはケーブルが硬くて取り回しに難があったところを、SONICBOOM IIでは柔軟性を確保。ケーブルの取り回しをスムーズに行えるようにしました。 SONICBOOM II のケーブル導体は2スケアの銀メッキOFC銅で構成され、ポリエチレン絶縁で被覆。ノンシールド構造で開放感のある中高域の音抜けを実現。柔軟性と制振性を有するエラストマー系介在で、不要振動の抑制とケーブルの柔軟性を確保。最外装は高密度PETチューブで被覆。SONICBOOM II 専用に設計された極太導体ケーブルです。この圧倒的な銀メッキ銅の導体量により、重心の下がったスケール感豊かなピラミッドバランスが実現しています。 端末のプラグには、RCAアドバンスプラグを採用。銀メッキ電極に光沢クロームメッキハウジングを有するこのプラグは、一般のRCAプラグより長めに設計されており、端末部分での制振動性を確保しつつ、着脱の容易さにも一役買っています。 SONICBOOM IIの魅力を最大限引き出すべく、銘柄は秘密ですが、2種類のはんだをホットとグランドで使い分け、音色のチューニングを図っています。 QBT処理済。 店主が手作りでオーディオみじんこ工房内で製作しています。 標準長さ1.0mペア。 長さ変更は10cm毎にプラスマイナス1,600円で承ります。納期約10日。 発売年月日:2024年2月24日 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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AQUA-RCA
¥29,700
AQUA-RCA(アクア アールシーエー)は、ボーカルのうるおいや楽器の瑞々しさが引き立つ、オーディオみじんこのミドルクラスのインターコネクトケーブルです。AQUAの名前の由来は、このケーブルのフレッシュな音色をイメージさせるものです。 ケーブルにはAQUA専用に設計された0.9mm銀メッキ銅単線、ポリエチレン絶縁、銀メッキシールド線を採用。最外装はアクアマリンカラーのPETチューブ。、ケーブルの配色も音色を物語っています。ケーブル外径は6.5mm径。少し硬めですが、細めなので取り回しに苦労することはないでしょう。 RCAプラグにはAQUA専用の金メッキ電極品を搭載。しっくりとスムーズにRCAジャックに挿入でき、接続にストレスを感じることはないでしょう。 はんだには、銀入りケスターとマルチコアをHOT/EARTHで使い分けています。このRCAケーブルの音色を特長づけているのは、このはんだにあります。 AQUA-RCAは3万円前後の価格帯のRCAケーブルをお探しで、現代調の高解像度、ワイドレンジに対応しつつ、有機的で音楽を楽しくリスニングしたい方に最良の選択となるでしょう。 発売年月日:2024年2月23日 標準長さ1.0mペア QBT処理済 価格29,700円 長さ延長は10cm毎にプラスマイナス600円で承ります。納期約10日。 AQUA-RCAはオーディオみじんこ工房内で手作りで製作しています。 XLRタイプも計画しておりましたが、製作が大変なため定番化は断念しました。2024.4.23 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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“EXTRA HARD ADVANCE" 75Ωデジタルケーブル1.0m
¥16,000
SOLD OUT
大変長らくお待たせしました。人気モデル“EXTRA HARD II”の後継機種“EXTRA HARD ADVANCE”の登場です。 旧モデル“EXTRA HARD II”は1.5mm径の極太電気軟銅線を中心導体に据えた75Ω同軸ケーブルで、銀線導体“SILVER COAX”よりもハードでパワフルな音色を好む人向けに開発。2年近くの間、人気を博してきました。しかしながら、端末に装着していたオリジナルRCAプラグ(通称:ソニックブームRCAプラグ)の在庫が尽き、2022年の夏ごろに製作を終了していました。 2022年秋、新型RCAプラグ(RCAアドバンスプラグ)が完成。 “EXTRA HARD ADVANCE”は、このRCAアドバンスプラグを装着した75Ωデジタル同軸ケーブルとなります。 RCAプラグ以外は旧機種“EXTRA HARD II”とおおむね同様です。 中心導体に1.5mm径の極太電気軟銅線を配し、特性インピーダンスが75Ωになるよう絶縁厚を調整した充実型ポリエチレン絶縁層、アルミホイルと銅編組によるダブルシールドを施し、最外装をPETチューブで保護しています。極太導体による音の輪郭を滲みなく強く描く、パワフルな音色が特徴です。 極太単線と頑丈なポリエチレン絶縁ゆえケーブルは結構硬めです。柔軟性があるタイプではありませんのでご注意ください。 RCAアドバンスプラグは、店主荒川の設計による完全オリジナルのハイエンドオーディオ向けRCAプラグです。黄銅削り出しの本体は銀メッキされ、黄銅削り出しにクロームメッキされた長めのカバーが特長です。RCAジャックへの抜去の感触はきつすぎず緩すぎず絶妙にチューニングしています。このRCAプラグの最大外径は14mmであり、RCAジャック同士が近接しているオーディオ機器にも、カバーが隣同士で接触することなく容易に抜き差し可能です。 RCAアドバンスプラグは通常のRCAプラグよりも長め(センターピンを除いた長さで61mm)、手で把持しやすく、かつプラグ周りの制振作用に寄与しています。 こだわりぬいたRCAアドバンスプラグによって“EXTRA HARD ADVANCE”は、従来モデルよりさらに音楽のニュアンスのディティールの再現性を向上させています。RCAアドバンスプラグは、コレットチャック式ではありません。 なお、オーディオ機器の背面にスペースが少なく、RCAアドバンスプラグでは壁面に接触しそうな場合、特注で25mmほど短いショートタイプのRCAアドバンスプラグに変更しての特注も可能です。 プラグとケーブル導体とのはんだ付けは、当店が最近常用している小島はんだのHMX-Pb113を使用。過不足ないレンジと解像度で、帯域バランスの良い、優れたはんだです。 プラグ内に天然鉱石のペリドットを充填。微細なニュアンスの向上に一役買っています。 音質向上・急速エージングのQBT処理済。 QBT処理はかけておりますが、オーディオシステムへの接続から数日は機器との接点などの馴染みの関係と推察される音質の変化があると思います。接続した数時間はハイ上がりで、耳当たりがきつく、低域の出方が少なく感じることが多いです。銀導体が落ち着く20時間あたりから低域の厚みが増し、耳当たりのきつさが緩和されて、音色がしなやかに、音に立体感が出てくるでしょう。 “EXTRA HARD ADVANCE”は、同時発売の“SILVER COAX ADVANCE" と好対照の音色です。微細なニュアンスや粒立ちの細かさ、柔らかめの音色の“SILVER COAX ADVANCE"に対して“EXTRA HARD ADVANCE”は剛直なほどハードでシャープで、低域の密度が高め、エネルギー感満載のパワフルさが特長。音色の好みに応じて男性的な“EXTRA HARD ADVANCE”か、女性的な“Silver Coax ADVANCE”かをお選びください。 当店のケーブル類は全て、複雑な製作工程を、店主荒川が一本一本真心こめて製作しております。 ・名称:EXTRA HARD ADVANCE ・長さ:1.0m ・構造:1芯シールド ・中心導体:Ag 7/0.18=0.2sq ・シールド:アルミホイル/α導体編組 ・絶縁:0.23mm厚フッ素樹脂/1.0mm厚発泡ポリエチレン ・外装:PET ・外径:9mm ・接合:小島はんだHMX-Pb113 ・端末:RCAアドバンスプラグ (黄銅削り出し銀メッキ電極/クロームメッキカバー/ペリドット充填) ・長さ特注:10㎝毎に±330円(受注製作にてメールにてお問い合わせください) ・RCA-BNCや両端BNCタイプも同額で特注可能です。フルテックのFP-3-117(R)使用。 ・発売:2022年11月08日(出荷開始は11/11より) 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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“SILVER COAX ADVANCE" 75Ωデジタルケーブル1.0m
¥18,500
大変長らくお待たせしました。人気モデル“SILVER COAX”の後継機種“SILVER COAX ADVANCE”の登場です。 “SILVER COAX”は銀線導体による同軸75Ωデジタルケーブルとして、その繊細さ、粒立ちの細かさ、コストパフォーマンスの良さで2年近くにわたり人気を博してきましたが、オリジナルRCAプラグ(通称:ソニックブームRCAプラグ)の在庫が尽き、2022年の夏ごろに製作を終了していました。 2022年秋、新型RCAプラグ(RCAアドバンスプラグ)が完成。 “SILVER COAX ADVANCE”は、このRCAアドバンスプラグを装着した75Ωデジタル同軸ケーブルとなります。 RCAプラグ以外は旧機種“SILVER COAX”とおおむね同様です。 同軸ケーブルには、フルテックFX-α-Agを使用。FX-α-Agは中心導体に7/0.18純銀撚り線(0.2sq)を使用し、フッ素樹脂/発泡ポリエチレンによる2重絶縁、厳重なアルミホイル/α導体編組による2重シールドに覆われて、優れた導電性と比誘電率の減少を図り、安定した75Ω伝送を保証。柔軟性に富んだ肉厚外装シースによって、外径8mmと太めながらケーブルの引き回しもスムーズです。 当店では、FX-α-Agをベースに音色のシャープさを加えるため透明PETチューブを被覆し、音色をチューニング。 RCAアドバンスプラグは、店主荒川の設計による完全オリジナルのハイエンドオーディオ向けRCAプラグです。黄銅削り出しの本体は銀メッキされ、黄銅削り出しにクロームメッキされた長めのカバーが特長です。RCAジャックへの抜去の感触はきつすぎず緩すぎず絶妙にチューニングしています。このRCAプラグの最大外径は14mmであり、RCAジャック同士が近接しているオーディオ機器にも、カバーが隣同士で接触することなく容易に抜き差し可能です。 RCAアドバンスプラグは通常のRCAプラグよりも長め(センターピンを除いた長さで61mm)、手で把持しやすく、かつプラグ周りの制振作用に寄与しています。 こだわりぬいたRCAアドバンスプラグによって“SILVER COAX ADVANCE”は、従来モデルよりさらに音楽のニュアンスのディティールの再現性を向上させています。 なお、オーディオ機器の背面にスペースが少なく、RCAアドバンスプラグでは壁面に接触しそうな場合、特注で25mmほど短いショートタイプのRCAアドバンスプラグに変更しての特注も可能です。 プラグとケーブル導体とのはんだ付けは、当店が最近常用している小島はんだのHMX-Pb113を使用。過不足ないレンジと解像度で、帯域バランスの良い、優れたはんだです。 プラグ内に天然鉱石のペリドットを充填。微細なニュアンスの向上に一役買っています。 音質向上・急速エージングのQBT処理済。 QBT処理はかけておりますが、オーディオシステムへの接続から数日は機器との接点などの馴染みの関係と推察される音質の変化があると思います。接続した数時間はハイ上がりで、耳当たりがきつく、低域の出方が少なく感じることが多いです。銀導体が落ち着く20時間あたりから低域の厚みが増し、耳当たりのきつさが緩和されて、音色がしなやかに、音に立体感が出てくるでしょう。 “SILVER COAX ADVANCE" は、同時発売の“EXTRA HARD ADVANCE”と好対照の音色です。微細なニュアンスや粒立ちの細かさ、柔らかめの音色の“SILVER COAX ADVANCE"に対して“EXTRA HARD ADVANCE”は剛直なほどハードでシャープで、低域の密度が高め、エネルギー感満載のパワフルさが特長。好みに応じてお選びください。 当店のケーブル類は全て、複雑な製作工程を、店主荒川が一本一本真心こめて製作しております。 ・名称:SILVER COAX ADVANCE ・長さ:1.0m ・構造:1芯シールド ・中心導体:Ag 7/0.18=0.2sq ・シールド:アルミホイル/α導体編組 ・絶縁:0.23mm厚フッ素樹脂/1.0mm厚発泡ポリエチレン ・外装:PET ・外径:9mm ・接合:小島はんだHMX-Pb113 ・端末:RCAアドバンスプラグ (黄銅削り出し銀メッキ電極/クロームメッキカバー/ペリドット充填) ・長さ特注:10㎝毎に±500円(受注製作にてメールにてお問い合わせください) ・RCA-BNCや両端BNCタイプも同額で特注可能です。フルテックのFP-3-117(R)使用。 ・発売:2022年11月08日(出荷開始は11/11より) 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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XTC-1 RCA
¥12,000
XTC-1 RCAは、極太のディップホーミングOFC導体を用いたRCAケーブルで、価格を越えたスケール感と音の厚みを貴方のオーディオシステムにもたらします。 XTC-1 RCAは従来、スケール感を求めるお客様、低域の厚みを強化したいお客様、自然な音の広がりを求めるお客様などに特注対応で製作してきたケーブルですが、そのリーズナブルな価格と、得られる音質の良さ、柔軟で取り回ししやすい扱いやすさなど、このハイCPなRCAケーブルの良さを、もっと多くの方々に知っていただきたいとの想いで、この度定番化に踏み切りました。 <ケーブル:XTC-1 2C> ケーブル名称からも察しの通り、ケーブル部分には当店オリジナルのXTC-1 2Cを使用。XTC-1 2Cは本来、電源ケーブル兼スピーカーケーブルとして開発、商品化されたものですが、インターコネクトケーブル用の線材としても非常に優れた音質を有しております。スピーカーケーブルとしては2.0スケア(37/0.26)の標準的な導体サイズですが、これをインターコネクトケーブルとして用いることで、インターコネクトケーブルとしては極めて太い導体を有するRCAケーブルとして仕立てることが可能となるのです。 XTC-1 2Cはノンシールドの2芯構造です。シールドレスの開放感が味わえます。 <ディップホーミング製法によるDF-OFC> XTC-1 2Cは、ディップホーミングOFC(DF-OFC)というアメリカのジェネラルエレクトリック(GE)が開発した無酸素銅線の製作手法で製造されたOFCを導体に用いています。DF-OFCは本家GEでの製造は終了しているものの、その製法を公式に受け継ぎ、さらに進化させたMiDIP®(ミディップ)という導体が、昭和電線の三重工場において現在も製造されており、その品質の高さから、EV(電気自動車)などの最先端の分野に欠かせないマテリアルとして注目されています。当店のXTC-1は、この導体を埼玉の極東電線に委託し絶縁材とシース被覆をおこなってもらい使用しています。 参照:昭和電線ケーブルシステムのディップホーミングOFCの解説ページ https://www.swcc.co.jp/cs/technology/strength/vol01.html https://www.swcc.co.jp/cs/products/detail/p_dip_1772.html https://www.swcc.co.jp/hd/company/technology/advance/case01.html <絶縁材/シース材> XTC-1の絶縁材とシース材はXTC-1専用に特別にブレンドされた「XTシース」という軟質PVC材を使用しています。PVC自体はケーブル被覆材としてよく用いられますが、音質的にはポリエチレン(PE)やフッ素(FEP/PFA/ETFE/PTFEなど)に劣るとされてきました。オーディオおいては音質が重要な要素ですので、従来のPVCに改良を加え、PVC特有のナローレンジを解消。現代の音楽再生にも対応できるワイドレンジを獲得しつつも、中域が薄味にならないよう厚みを持たせ、ほのかな暖かみを感じさせる絶妙な音質バランスを獲得しました。加えて従来のPVCよりも柔軟性をさらに高めて、8mm径の太さにも関わらず、圧倒的な取り回しのしやすさを実現しています。 <RCAプラグ:amphenol ACPR> RCAプラグには音質に優れた米国のプラグメーカー「アンフェノール」の「ACPR」を使用。ACPRは、当工房で数十種類に及ぶRCAプラグを試聴した末に、音質/加工性/篏合性/扱いやすさにおいてトップクラスに位置するRCAプラグとしてセレクトされました。ACPRは大型で握りやすく、RCAジャックへの篏合もきつすぎず緩すぎず丁度良い感触で挿し込みできます。赤と黒のカバーのACPRを採用したことで、右チャンネルと左チャンネルの識別も一目瞭然。音色の傾向は米国製だからか、躍動感に溢れたアメリカンサウンド。日本製のRCAプラグにありがちな無味無臭の生真面目な音色とは真逆で、ACPRは活き活きとして聴いていて楽しくなる音色の傾向です。RCAプラグにも国民性があるものだと感じます。聴き比べた者にしかわからないRCAプラグの音色の違い。そんな手間のかかること実際にはとても大変なので、店主の荒川が皆様に代わって聴き比べて選定しました。 参照:衛星ラジオ放送「ミュージックバード」において、オーディオみじんこ店主の荒川とオーディオ評論家の炭山アキラ氏がパーソナリティを務める「オーディオ実験工房」 5月2日・16日放送回「史上初!RCAプラグの音を比較!」 https://musicbird.jp/programs/jikken/202205/ <はんだ:小島半田製作所ビンテージレプリカはんだHMX-Pb113> はんだには、小島半田製作所のビンテージレプリカはんだHMX-Pb113を使用。当工房のケーブル製作には、様々なはんだを使い分けていますが、XTC-1 RCAには音色のチューニングとしてHMX-Pb113を使用しています。躍動感に溢れるアメリカンサウンドのACPRと、XTC-1の豊潤で厚みのあるサウンドを、ビンテージの香り漂うHMX-Pb113が絶妙にまとめ上げています。 HMX-Pb113の組成:錫Sn、鉛Pb、音質調整のための微量元素 https://kojima-solder.shop-pro.jp/?pid=152560729 <製作:当工房による完全内作> 他の当店ケーブルやアクセサリーも同様ですが、XTC-1 RCAはオーディオみじんこスタッフによって丁寧に端末処理をおこない、はんだ付けして仕上げています。ケーブルとプラグとはんだだけというシンプルな構成ですが、そこには「良い音で楽しいオーディオライフを過ごしてほしい」という、当工房の愛と情熱が込められています。 <QBT処理> XTC-1 RCAに限ったことではありませんが、2022年以降の当工房が製作するケーブルにはQBT処理を施しています(端末形状が特殊でQBT装置に篏合できないものを除く)。XTC-1 RCAもRCAモードにて10分のQBT処理を施しています。QBT処理の証として、下流側のプラグ付近にQBT処理日を記載した「QBT処理済シール」を貼り付けております。 QBT処理:オーディオみじんこ、ケーブルのエージング時間を短縮できる「バーンイン」サービスをスタート https://mijinko.jp/3525 https://www.phileweb.com/news/audio/202202/18/23098.html <備考> 長さ変更は10㎝毎にプラスマイナス220円にて特注製作承ります。問い合わせフォーム/メール/電話/ご来店にてお問い合わせください。 本ケーブルはXTC-1 2Cの構造上ノンシールドです。インターコネクトケーブルとしては問題ありませんが、フォノケーブルに用いた場合はハムノイズを拾いますので本ケーブルはフォノケーブルにはご使用にならない方が良いでしょう。MCカートリッジの場合にはシールド無でもハムノイズを拾いにくいですが、MMカートリッジの場合はシールドのあるフォノケーブルが必須となります。同様に、昇圧トランスからフォノイコまでのケーブルもシールドが必須となるので本ケーブルは適しません。 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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KRYSTAL RCA II
¥18,600
KRYSTAL RCA IIはオーディオみじんこオリジナルの各芯2芯シールドケーブル”KRYSTAL(クリスタル)”に、同じくブルーボディ、銀メッキプラグのRCAプラグを組み合わせた長さ1MのRCAケーブルになります。前作よりバージョンアップを果たしIIとしてリニューアルしました。 ホット/グランド線をそれぞれ銀メッキシールドによって強固にセパレーション。かつシールドは最も聴感上の音質に優れる下流への片端落とし方式を採用。 前モデルからの変更点として、シースに溜まった電位を除去する効果を持ったスタビライザーを追加しました。 音質の傾向は音像型で、明瞭に音の輪郭をとらえ、繊細なニュアンスをも持ち合わせています。銀メッキの導体、シールド、そしてプラグの個性が織り成す調和によって、シャープでクリアな音色のものに仕上げました。 フュージョン、アコースティック系等、生楽器の演奏のリアルな質感を伴った表現力はもちろんのこと、空気感の表現も繊細に描ききり、エントリークラスからハイエンドまで、幅広いシステムにマッチするケーブルとなっております。 〈ケーブル〉 KRYSTAL(オーディオみじんこオリジナル) 導体:0.3sq銀メッキ銅(SA)×4芯 シールド:銀メッキ銅編組シールド 構造:2芯シールド1対 〈プラグ〉 電極:銀メッキ銅 カバー:アルミ削り出し(ブルーアルマイト加工) *長さ延長の場合、10cmあたり660円の追加金額にて承っておりますのでお問い合わせください。 当店のケーブルの方向性について、基本的には商品名のシールを貼ってある方が上流、QBT処理シールを貼ってある方が下流です。その方向でQBT信号を流しており、方向性が決まります。ただし、人によって音の良し悪しの感じ方は違いますので、逆方向で接続して音が良いと感じられたら、自分にはそれが合っているという事で良いと思います。
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